ニューヨークのブルックリンで、9月6日の午前1時半ごろ、カーミル・グラントという名の15歳の少年がズボンのベルト部分に拳銃を挟んで歩いていた。すると、拳銃がズボンの内側にずれ落ち始めた。反射的に拳銃をつかもうと手を伸ばした次の瞬間、最悪なことが起きた。

カーミル少年は誤って拳銃の引き金を引いてしまった。ズボンの中で暴発が起きた。発射された弾丸は、彼のペニスをもろに貫通したのである。

カーミル少年は股間から出血しながらも、その場では助けを呼ばず、足を引きずりながら自宅まで歩いた。家に着くと、母にありのままを話した。

病院に運ばれて、治療を受けたが、不思議なことに入院するほどの怪我ではなかった。その代わり、病院の玄関では警官が彼を待ち受けていた。

カーミル少年はまだ15歳だが、無謀な危険行為と武器不法所持の疑いで逮捕されたのだった。

本件を伝えるソース記事はごく短く、カーミル少年の負った怪我に関する詳細が書かれていない。しかし、確かに“bullet right through his penis(弾丸がペニスをもろに貫通)”と書かれている。なのに軽傷で済んだということは何を意味しているのだろうか?

確実に言えそうなのは、尿道が損傷していなかったということだろう。さらには海綿体もほとんど損傷を負っていなかったのではないかと思われる。皮膚組織にだぶつきがあって、その部分だけを貫通したというのがファイナルアンサーだろうか。

なお、ニューヨークでは、2008年11月28日にNFLのプラクシコ・バレス選手が上記と似たような状況で銃を暴発させ、足に怪我を負うという出来事があった。ソース記事でも、「この少年には、あの話が教訓にならなかったようだ」などと書かれている。

ソース元:なんでも評点